Tuesday, September 24, 2013

【旅行】Mussoorie

デヘラドゥーンから北に32K
パートオブヒマラヤのムスーリーに行ってきました。

मसूरी

なぜか、見猿聞か猿言わ猿が

標高1880mのムスーリーは夏だというのにかなりひんやり。
時々ダウンジャケット着てる人もいました。

でもここはほんとにインドなのかって思えるほど空気が澄んでいて
一発で気に入ってしまいました。
poppy loveってやつです。



ムスーリーは地理的にチベタンの文化も少しあり
インドらしくないのはそのためなのかもしれません。

昼ご飯は
教えてもらったチベタン料理屋で、モモとチョーミンをばっくりいただきました。



店の人もすごく深切で、ムスーリーの地形の事とか色々丁寧に教えてくれて
料理も安くておいしくて、スタッフも親切の最高の店でした。

料理屋の人が良いと、一気にその土地の事を好きになってしまいます。
料理は心で作るものって誰かが言ってました。
ディテールはその人のすべてだとも言いますしね。
ともあれ僕は、その一軒の飯やのおかげでムスーリーを最高に愛してしまいました。

その他には馬乗り場やヒマラヤビューイングポイント
カシミール土産を扱う商店など色々ありました。



日本の温泉街にありそうな、小さいゲーセンや
CCBやピザハットとかチェーン店も充実していて丸一日歩いていても
楽しめる所だと思います。

近いし、安いし(バスで50RSつまり75円)、自然多いしでまた近いうち
暖かいうちに必ず行きたいと思います。

しかし、今日ムスーリーを歩いていてずっと思っていた事。
チベタンが多い。

北インドに来てから、どんどんチベットに興味が出てきている。
午後の先生がチベット人で、いろんな苦労やチベットの事を教えてくれたから
かもしれませんが、とにかく今チベット人の事が気になって仕方がないです。

どことなく僕たちと似たような顔つきの人たちがいると
彼女が語った苦労と民族的な不遇を思い出して
何か、無性に涙が出そうになってきます。

自分の国土と言葉と文化を持ちながら
インドというすごく特殊のアクのある国の中で
彼らは彼らのアイデンティティを輝かせています。

ムースリーには"北京オリンピックは恥"の
シュプレヒコールがちょっと前おこっていました。
日本の東京オリンピックも、嘘を塗り重ねた原発問題も解決せぬまま行います。
東京は今後とんでもない責任と、恥を被ると思います。
今回ばかりは、"金で解決bye yai yai" byおぼっちゃまくん
では駄目でしょうね。

僕は、東京オリンピック、超特大反対。
都知事選も無記名投票した男です。

僕の先生はチベットの女性で
彼女はもちろん完全なクイーンイングリッシュをしゃべります。
チベタンとしての強いアイデンティティと愛を持っています。
僕は彼女の事を本物の国際人だと思います。
その理由は、僕のような外国人が彼女を見たときに
彼女がチベタンの代表として完璧に振る舞っているからです。

国際的な人って多分、外人が日本に来た時に、
しっかりと自分が日本人なんだと強く相手にわからせて
(ここ大事)お互い尊敬のある関係を作れるのが国際人だと思います。
簡単に言うとなめられない日本人。
イヌになってはいかんですばい。

チベタンに今日にも出た僕は絶対に、ダラムシャーラーに行く。
これだけは今回のインドで外せない。
ヴァラナシやアグラよりも僕の中で今大切なスポットになっています。
それは堅くなりました。

ダラムシャーラーはダライラマが中国から(中国からとか書くのもいやですが)
つまりチベット人の土地から中国に力尽くで追い出され、インドに亡命し住んでいます。
ダラムシャーラーは在印チベット人達のキャピタルのようなもので
心の支えになっている土地です。



いままで、何となくしかチベットの事を知りませんでした。
インドに来て痛いくらいに彼らの事を知る事が出来ました。
僕の人生にまた何か変な方向性を与えてくれそうなチベットに至極夢中です。



帰りは土砂降りのスコールの中帰りました。

※写真は電波が安定してからUPします。

फिर मिलेंगे