Sunday, October 13, 2013

【旅行】北インドの旅 その1

インドの連休を利用して
念願のダラムシャーラーメインの
北インド周遊、フリーアドベンチャーを企画しました。
企画したといえども参加者は僕一人。
そう、念願のインド一人旅です。

つらつらと、書いていますが
1日目はすべて移動です。
デヘラドゥーンのISBT(Inter state bus turminal)から
バスで12時間、インドのでこぼこ未舗装山道を
北へ北へひた走ります。
(実質14時間かかりました)

通過する州
ウッタラカンド(UK)->ハリヤーナー(HR)->チャンディーガル(CH)
->パンジャーブ(PJ)->ヒマーチャル(HP)

バス


まず目指すはチャンディーガル、ここが中間チェックポイント。
それでも6時間かかりました。

チャンディーガルバススタンド



窓から見たチャンディーガルの街は
インドじゃないくらいに奇麗に整備されていて
信号機もあるし、ゴミもあまり落ちてないし、動物も居ない。
しかも家が高級!!

なんか、アメリカのビバリーヒルズみたいな感じです。
調べてみるとチャンディーガル(Chandigarh)は連邦直轄自治区で
ハリヤーナーとパンジャーブの州都をかねています。
なんとかっていう建築家の計画都市だとか。
インドで最も生活水準が高いんだそうです。

※いまからちょっと愚痴
インドの悪路は覚悟していましたが
さすがに久しぶりの長距離バス移動。
日本の氷の上を走っているような道でも長時間はきついのに
インド悪路とアクセルのブレーキのペダルしか無いのかって位
急発進、急停車。。
ケツと腰と足がエコノミー症候群で痛いのなんの。
日本の道で車酔いする人。
インドの長距離移動はバスはさけてください。

幸い僕は乗り物に耐性があったおかげで生き延びる事が出来ました。
あとインドのバスでの注意。
女性の後ろのシートには座らない。

前にリシケシュに行った時もそうだったんですが
インドの女性は車酔いしやすいのかどうかしらんが
窓あけて対向車線を気にしながら器用に確実に吐きます。
しくじった事に、今回も僕の前が女性で
僕が寝ている間に催したのか
目が覚めたとき窓にアレが付いていました。。最悪です。
唾も10分に一回くらいペッペ、ペッペ吐くし。。

吐くのは良いにしても、その後窓は閉めてくれ。
ヒマーチャル(雪山って言う意味)って結構高い所で
夜は結構冷えます。風がびゅーびゅー入ってきて凍えてました。。

そんな寒い中、深夜の休憩所。
怖くて何も食べませんでした。


その後の山道はつらかったなー。(午前2時頃)
頭をもたれて振り回される様に揺れます。
サスペンションは確実にイカレているでしょう。

なんとかめまいがするほどの長旅を終え
ダラムシャーラーのバススタンドにつきました。

ダラムシャーラーバススタンド


ここからもう一山超えてマクロードガンジに向かいます。
現在時刻6:30。。結構30歳の僕には限界です。

そこらへんで、うろうろしていたバックパッカーに声をかけて
マクロードガンジに行くっていうので
タクシー代をシェアして一緒に行きました。
その人も相当疲れていたのか一言も話さずに
ピンポン球の様に跳ねる車にしがみついていました。

そしてついにマクロードガンジ(McLoad ganji)についたー。
でも宿が決まってない。。
仕方がないので、メモしてた地図を見ながらうろうろ
客引きもちょっとはいますが、他のインドの都市に比べれば
やさしいもんです。

メモしてたホテルについたんですが
レセプションに人がおらず、居るのはチベタンの女性
My relatives is staying here, but reception is gone!
って言ってホテルのドアを引いたり押したり。
そのうち受付が出てきて、any roomあるかって聞いたら、ねえって。
なんじゃそら。。

そこに、優しそうなインドの少年が
ホテル探してるならうちにおいでよ。っていうもんだから
ついて行ってしまったよ。

うちっのホテルって君、オーナー?
うん。俺オーナー。
いくら?
200RS(370円くらい)。部屋見るだけ見てってよ。

ってな会話をしながらホテルへ到着。
部屋を見ましたが、"あら良いじゃない"でした。

Sh.Guru Karpa Ashram


これでほっとシャワー使えて、メインロードに近いなんて。
値段からするとドミかなーって思ってたけどWでした。

もう100RS足すと、もっと眺めのいい部屋に移れるけど如何?
ってきいてくるから、480円くらいでけちけちすんなって事で変更。

身体的にズダぼろの僕はシャワーを浴びて
その景色も見ずに死んだ様に寝てしまいました。

これもABSOLUTELY UNTOUCHEDを見るため
はるばるやってきた僕の体は限界でした。
この時の眠りはすごく気持ちよかったなー。

Absolutely Untouchedこの考え方、アフリカ以来、強靭なものに。
インド人にabsolutely untouchedってどこにあるのって聞いたら
そんなもん、レーの中国よりか、シッキムの北
もしくはブータンしかねえよって言われた。
つまりチベット。

マクロードガンジはLittle Lashaという名前があり
ラサはもちろん、チベットの首都ラサです。

つづく。